safari029’s blog

暗号通貨、セキュリティ、データ解析、プログラミング等の技術を中心とした適当なメモです。。。

パスワード管理について

パスワード管理について

アカウントをクラックされないためにどういうパスワードを設定するのか、私なりのやり方をメモ書き程度にまとめておく。

 

パスワードクラック手法

まず、昨今のパスワードクラック手法についてまとめておく(彼を知り己を知れば百戦殆うからず)

・リスト型

・辞書型

ブルートフォース

・リバースブルートフォース

 

セキュアなパスワード用件

一般的にセキュアなパスワードの定義はこんな感じ。

・大文字、小文字、数字を含む8文字以上のランダムな文字列

・サービスでの使いまわしはNG

・パスワード定期変更?(hogehoge01→hogehoge02などは意味なし)

 

↑この赤字のところが難しいとこ。大体10個以上WEBサービスを利用していて全部バラバラなんて現実的に管理できない。じゃあどうするか?

 

パスワード管理方法

パスワード管理ツール

 よくある手法として、パスワード管理ツールがある。パスワード管理ツールに対するパスワードをひとつ覚えておくだけで、ツールに登録したサイト等のパスワードを一元的に管理できる。さらに2つのパターンに分けることができる。

 ・オンライン方

  メリット…Webにつながればどこでも利用できる。

  デメリット…クラウドにデータが保管される。ここからもれたら全サービスのパスワードを1から変更が必要。

 ・オフライン方

  メリット…Webから漏れる心配はない。

  デメリット…アプリを保管している端末を紛失したら、サービスが利用できなくなる。(初期化等で復旧する方法はあるか)

 

→フリーのツールも多く出回っているが、気持ち悪いので、やっぱり頭で覚えておきたいな~

 

パスワード生成ルールを決める

私の落としどころは次のやり方です。

  1. ランダムな文字列を用意する。
  2. 利用サービス毎に一定のルールで文字列を用意する。
  3. 上記1,2を組み合わせる。

 

上の記述だけだとわかりにくいので、具体的に書くと以下。

 

1.ランダムな文字列を用意する。

 パスワード生成等を利用して、できるだけ推測しにくいものを用意する。 

 具体例で今回は右のような文字列を容易する。「Dho12S」

 

2.利用サービス毎に一定のルールで文字列を用意する。

 たとえば「hate●ablog」であれば頭と尻の文字をとる→「hg」、 これを逆順に変換して「gh」など。一定のルールでサービス関連した文字列を用意。このルールで変換すると…

 「am●zon」→「na」

 「fac●book」→「kf」

 「楽●(raku●en)」→「nr」

みたいな変換が簡単にできます。

 

3.上記1,2を組み合わせる。

 あとは組み合わせのルールを作成するだけ、たとえば1.の3文字目に2.のサービス毎の文字列を入れるとすると…

 hate●ablog    →Dhogh12S

 am●zon      →Dhona12S

 fac●book     →Dhokf12S

 楽●(raku●en) →Dhonr12S

これでランダムなパスワード作成完了です。

もし漏れてしまったらルールの見直しだけで基本的にはいけるので、今はこんな感じで設定やってます。